サクラエディタの「連続した重複行の削除」機能を使えば、100行の重複行も1秒で削除できます!機能をマスターすれば、データ整理や文章編集の作業時間を大幅に短縮できます。
この記事では、メニュー、ショートカットキー、マクロを使った実行方法と、空白行削除、データ整理、ファイル全体への適用など実用的な使い方3選を解説します。
この記事では、メニュー、ショートカットキー、マクロを使った実行方法と、空白行削除、データ整理、ファイル全体への適用など実用的な使い方3選を解説します。
この記事わかること
- 『連続した重複行の削除』を使う方法
- 『連続した重複行の削除』の使用例
- マクロで『連続した重複行の削除』を使う方法
1 連続した重複行の削除とは?
連続した重複行とは、同じ内容の行が2行以上続いている状態を指します。この機能を使えば、選択範囲内の連続した重複行を1行にまとめることができます。
2 実行方法
2-1 メニューから実行
連続した重複行の削除をメニューから行う場合は以下のとおりです。
- 連続した行を削除したい範囲を選択する。
- メニュー「編集」→「整形」→「連続した重複行の削除」を選択します。
aaaaaaaaaaaa
aaaaaaaaaaaa
aaaaaaaaaaaa
↓
aaaaaaaaaaaa
aaaaaaaaaaaa
aaaaaaaaaaaa
↓
aaaaaaaaaaaa
2-2 ショートカットキーで実行
Ctrl+Alt+Mキーを押します。
2-3 マクロで実行する
マクロ機能を使って、連続した重複行の削除を実行することもできます。
Editor.Merge
3 実用的な使い方 3選
3-1 空白行を1行にまとめる。
連続した空白行にまとめたい場合、以下の手順で行います。
- コピーしたものをサクラエディタに貼り付ける。
- [Ctrl+A]で文字列を全選択する。
- 『重複した連続行の削除』を実行する。
3-2 データ整理『並べ替え』と『連続した重複行の削除』を組み合わせる
データを整理したい場合、以下の手順で行います。
サクラエディタの並べ替えと連続した重複行の削除を組み合わせれば、簡易的にデータ整理をすることが出来ます。
- ファイル全体を選択する。
- 編集 → 整形 → 選択行の昇順ソート を実行
(または選択行の降順ソート) - 編集 → 整形 → 連続した重複行の削除 を実行
3-3 マクロでファイル全体を『連続した重複行の削除』する
ファイル全体に連続した重複行がある場合、以下の手順でマクロを作成して実行できます。
Editor.SelectAll '全選択
Editor.Merge '連続した重複行の削除
実行すると、『ファイル全体を選択後、連続した重複行の削除』を実行します。
先に紹介した『並べ替え』内容と組み合わせるなどして使用することもできます。
'VBSの場合
Editor.SelectAll '全選択
Editor.SortAsc '選択行の昇順ソート
Editor.Merge '連続した重複行の削除
Editor.SelectAll '全選択
Editor.Copy '選択範囲コピー
上記コードを実行すると、以下の処理が実行されます。
- ファイル全体を並べ替え
- 重複行を削除
- 結果をクリップボードにコピー
マクロを用意することで、上記の工程を一度に行うことが出来ます。
あとがき
サクラエディタの「連続した重複行の削除」機能は、作業時間を大幅に短縮できる便利な機能です。今回紹介した方法を参考に、ぜひ活用してみてください。
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